ピアスを開けてなくても、おしゃれに耳元を飾れるイヤーカフ。
最近はジュエリーショップでも見かける機会が増えましたが、「どうやって付けるの?」と戸惑うお客様も多いアイテムです。
実はイヤーカフは付け方のコツさえつかめばとても簡単。
ジュエリー販売員として十数年、数多くのお客様にご案内してきた経験をもとに、タイプ別の付け方と落ちない・痛くないコツをわかりやすく解説します。
✦イヤーカフの付け方は実は簡単!2タイプに分けて考えよう
イヤーカフは大きく分けて「リング式タイプ」と「開閉式タイプ」の2種類があります。
タイプによって付け方が異なるので、まずは手元のイヤーカフがどちらかを確認してみてください。
*リング式タイプの付け方

リング式のイヤーカフは、リング状のアクセサリーをそのまま耳に通して使います。
①耳の上部、一番細くなっている部分を軽く引っ張る
②イヤーカフを少し広げて、耳の縁の薄い部分に差し込む
③軟骨の引っかかりを感じる位置までゆっくりスライドさせる
④イヤーカフの幅をそっと狭めて固定する
⑤軽く引っ張って落ちないか確認する
ポイントは耳の一番薄い部分から差し込むこと。
ここから入れるとスムーズに装着できます。
ただし耳の形によっては付けにくかったり、痛みを感じたりする場合があります。
無理に押し込まず、別のデザインを試してみてください。
*開閉式タイプの付け方

開閉式のイヤーカフは、金具を開いて耳にはめるだけなので、誰でも簡単に付けられるのが最大のメリットです。
①金具を開く
②付けたい位置に合わせて耳にはめる
③金具をそっと閉じて固定する
④軽く引っ張って落ちないか確認する
開閉式は耳の形を選ばず、しっかり固定できるので落ちにくく、長時間付けていても痛くなりにくいのが特徴です。
✦落ちる・痛いのはなぜ?販売員が教える原因と対策
イヤーカフが「落ちる」「痛い」というお悩みをよく耳にしますが、実はその原因の多くはイヤーカフの構造と価格帯に関係しています。
*リング式は落ちやすい・痛くなりやすいことも
リング式のイヤーカフは耳の形によって着けにくかったり、着けられないこともあります。
耳の形に合わせて調整する必要があるため、うまく固定できなかったり、痛みが出たりすることがあります。
リング式でも高価なものはありますが、構造上この点はどうしても避けられません。
お店ではイミテーションのリング式のイヤカフも取り扱っています。
初めての方や落とすと嫌だからとお買い上げいただくお客様もいらっしゃいます。
痛くて着けられない方は開閉式を試してみることをおすすめします。
お店でリング式のイヤーカフをお買い上げいただいた、男性のお客様。
イケオジ風の中年の男性でした、試着してとっても似合っててご本人も気に入ってお買い上げいただけました。
後日ご来店され、「前回のイヤーカフ、お酒を飲みに行った時に酔っぱらってどこかで落としたみたいで…。」と変わりのものを探しに来られました。
ですが、2つ目も落とされてしまって…。
結局ピアスを開けられて、落ちないキャッチとセットでダイヤのいいピアスをお買い上げいただきました。
正直なところ、イヤーカフは「本物のジュエリー」として購入される方と、お試し感覚で「イミテーション」を選ぶ方とで、はっきり分かれるアイテムです。
イミテーションはリング式が多く、価格が手頃なぶん、多少の違和感があっても「試着して気に入ったから」と購入を決められる方が多い印象です。
一方で本物のイヤーカフは価格帯が上がる分、お客様の目もシビアになります。
試着して少しでも「痛い」「落ちやすそう」と感じると、その場で購入を見送られてしまうことも…。
つまり「落ちる」「痛い」というお悩みは、本物のイヤーカフを検討されている方ほど切実な問題なんです。
だからこそ、構造からしっかり選ぶことが大切になってきます。
ちなみに、ピアスの位置や名称について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。

*開閉式は耳の形を選ばず着けやすい
開閉式のイヤーカフは金具を開いてはめるだけなので、耳の形を選ばずしっかり固定できます。
つまり「イヤーカフは落ちる・痛い」というのは、イヤーカフそのものの問題ではなく、構造の違いによるものがほとんどです。
落ちる・痛いとお悩みの方は、開閉式タイプを試してみると解決することも多いですよ。
実際に開閉式のイヤーカフをお買い上げいただいたお客様にも着けやすいし落ちないしめちゃくちゃ気に入ってるっておっしゃって頂けました。
おすすめしてよかったぁ~って思える瞬間です(笑)。

正直、どっちのタイプがおすすめなの?

断然、開閉式をおすすめしております。
耳の形を選ばず、着脱もしやすいですから・・・。
✦つける位置はどこが正解?
イヤーカフに「ここに付けなければいけない」という決まりはありません。
自分の耳にフィットする位置が正解です。
ただ、一般的には耳の上部の軟骨あたりに付ける方が多く、ピアスやイヤリングとのバランスも取りやすいです。

位置別のイメージ
●耳の上部(軟骨付近):クールでエッジの効いた印象に
●耳の中央あたり:ピアスやイヤリングとの重ね付けにちょうどいい
●耳たぶ寄り:イヤリング感覚でエレガントな印象に
鏡を見ながら「しっくりくる位置」を探してみてください。
左右非対称に付けるのもおしゃれな着こなし方のひとつです。
✦イヤーカフってどんなアクセサリー?
イヤーカフとは、耳に穴を開けなくても付けられる耳飾りのことです。
ピアスやイヤリングが主に耳たぶに付けるのに対して、イヤーカフは耳の縁や軟骨部分に引っ掛けたり挟んだりして使います。
最大の特徴はピアスホールが不要なこと。
ピアスを開けていない方はもちろん、ピアスやイヤリングと重ね付けして耳元のおしゃれを楽しむアイテムとしても人気が高まっています。
最近はジュエリーショップでも取り扱いが増えています。
シンプルなシルバーやゴールドのリング型から、ダイヤモンドや天然石があしらわれた華やかなものまで、デザインの幅が広がっています。
とは言え、指輪やネックレス、ピアスなどのようにまだ着けている方は少ないように思います。
着けている方を見かけると、この方は流行に敏感なお洒落な方だなぁと言うイメージになります。

結局どこに着けるのが一番人気なんですか?

軟骨あたりが一番多いですね。
ピアスとの重ね付けもしやすいのでお洒落につけて頂けるんじゃないかなぁと思います。
✦まとめ
イヤーカフの付け方をおさらいします。
●リング式タイプ
耳を引っ張り、一番薄い部分からイヤーカフを広げて差し込み、スライドさせて幅を狭めて固定する
●開閉式タイプ
金具を開いてはめるだけ。耳の形を選ばず付けやすい
「落ちる」「痛い」のお悩みは、開閉式タイプに変えるだけで解決することが多いです。
リング式のイヤーカフで悩んでいる方はぜひ試してみてください。
付ける位置に決まりはないので、鏡を見ながら自分の耳にフィットする場所を探すのが一番のコツです。
イヤーカフをうまく使いこなして、耳元のおしゃれをもっと楽しんでみてくださいね。

