ブローチってどこにつけたらいいの?そんな疑問を持ったことはありませんか?
おしゃれなアイテムだけど、いざつけようとすると位置や付け方に迷ってしまいますよね。
ジュエリー販売員歴十数年の私が、ブローチの位置・付け方・使い方をわかりやすく解説します。
✦ブローチをつける位置
*基本は左胸・鎖骨あたり
ブローチをつける位置に厳密なルールはありませんが、基本は左胸・鎖骨あたりが定番です。
顔周りが華やかに見える効果があり、人と向き合ったときに相手の目線に入りやすい位置です。
バランスよく見えるのは胸の中央より上、鎖骨のすぐ下あたりです。
*左右どちらにつけるの?
「左右どちらにつけるのが正解?」と迷う方も多いですよね。
一般的には左胸につけるのが定番です。
右利きの方がつけやすいこともありますが、それ以上に左胸は相手から見て目線に入りやすい位置だからです。
ただし厳密なルールはないので、洋服のデザインやヘアスタイルに合わせて右側や中央につけてもOKです。
バランスを見ながら自由に楽しんでください。
*つける高さは?
「どのくらいの高さにつければいいかわからない」という方は、鎖骨を目安にするとわかりやすいです。
ブローチの一番上の部分が鎖骨のあたりに来るくらいの高さが、最もバランスよく見えます。
洋服を着たまま位置を決めると、思ったより下になりがちです。
姿見を使って全身で確認するのがおすすめですよ。
*フォーマルシーンでの位置
卒業式・入学式・結婚式などフォーマルシーンでは左胸・鎖骨下の高めの位置が基本です。
挨拶をするとき、相手の目線は自然と顔の近くに集まります。
高めの位置につけることで、ブローチが視線に入りやすくなり、全体的に上品な印象になります。
*カジュアルシーンでの位置
カジュアルなシーンでは位置の自由度が高く、コートの襟元・バッグ・スカーフなどに個性的につけるのも楽しいです。
あえて低めの位置につけたり、複数のブローチを重ねてつけるスタイルも人気です。

ブローチって着たままつけようとすると、思ったより下になりがちなんですよね💦

姿見で全身を確認しながらつけるのが一番ですね。
鎖骨を目安にするとわかりやすいですよ。
✦ブローチの付け方
*基本の付け方
ブローチの付け方はとてもシンプルです。
①ブローチ裏側のキャッチ(留め具)を開く
②針を生地に刺す
③キャッチに針を通して留める
針を刺すときは生地を少しつまんで、なるべく表から針が見えないように刺すのがポイントです。
*一度服を脱いでつけると上手くいく
「なかなかうまくつけられない」という方は、一度服を脱いでからブローチをつける方法を試してみてください。
着たままだと位置が決めにくく、針を刺しにくいことがあります。
服を脱いだ状態でつけてから着直すと、思い通りの位置にスムーズにつけられますよ。
*穴が目立たない付け方
ブローチをつけると生地に小さな穴があいてしまうのが気になる方も多いですよね。
穴を目立ちにくくするには、生地の織り目に沿って針を刺すのがコツです。
織り目に沿うことで、外したあとの穴が戻りやすくなります。
また、デリケートな生地につける場合は、あらかじめ当て布をする方法もあります。
*落ちないためのコツ
ブローチが落ちてしまう原因のほとんどは、針の刺し方が浅いことです。
しっかり生地をつかむように針を刺し、キャッチにしっかりはめることが大切です。
重めのブローチをつける場合は、生地の裏側に安全ピンを補助として使う方法もあります。
つけた後に軽く引っ張って確認する習慣をつけると安心ですよ。
✦ブローチの使い方
*コートやジャケットに
ブローチの定番の使い方は、コートやジャケットの襟元やラペル(折り返し部分)につけるスタイルです。
シンプルなコートもブローチひとつで表情が変わります。
色や素材感のあるブローチをひとつ添えるだけで、全体のコーディネートが引き締まります。
*ニットやカーディガンのボタン代わりに
カーディガンなどの羽織ものは、前を留めるボタン代わりにブローチを使うのもおしゃれです。
タートルネックのニットなら、見えるか見えないかのギリギリの首回りにつけるのもこなれた感じでおすすめです。
*ストールやマフラーを留める
コートに穴を開けるのが心配な方は、ストールやマフラーにブローチをつけるのもOKです。
ストールを巻いた後、鎖骨のあたりでブローチを留めると素敵です。
ブローチがストールを固定する役割にもなります。
*スカーフやバッグに
スカーフをまとめるときのピン代わりにブローチを使うのもおしゃれです。
スカーフとブローチの色を合わせるとまとまりが出ます。
バッグのハンドル部分やポケットにつけるスタイルも個性的でかわいいですよ。
*髪につけてヘアアクセサリーとして
ブローチを髪につけてヘアアクセサリーとして使う方法もあります。
ヘアゴムに通したり、Uピンと組み合わせてかんざし代わりに使うのも素敵です。
浴衣や着物のときにもよく合いますよ。
✦販売員ルビーが憧れる素敵なブローチ
お店に来るお客様は、イミテーションのお値打ちなブローチを購入され遊び感覚で上手につけていらっしゃいます。
落としても大丈夫なように本物じゃないものでファッションを楽しんでいらっしゃいます。
ジュエリーの展示会などでよく見るブローチがカメオ・エマーユ・珊瑚のブローチです。
ブローチと言ってもバチカンもついていてトップとしても使える2wayタイプのものが多いです。
カメオは貝殻や石を彫刻して作られた、クラシックな美しさが魅力のブローチです。
女性の横顔が繊細に彫られたデザインは、ひと目見ただけで時代を超えた品格を感じます。
エマーユはフランス語で七宝焼きのこと。
鮮やかな色彩とガラスのような艶が美しく、絵画のような世界観を持つブローチです。
エマーユ(七宝焼き)について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

珊瑚は日本の海でも採れる天然素材で、深みのある赤やピンクが上品です。
フォーマルシーンでも映え、年齢を重ねるほど似合ってくるジュエリーだと思っています。
ひとつひとつが職人の手仕事で作られており、アクセサリーというより芸術品に近い存在です。
どれもブローチとしてもペンダントとしても使えるタイプが多く、持っているだけで気分が上がる特別なアイテムです。
手彫りのものなど芸術性の高いものはアクセサリーとしてだけでなく、見て楽しんで欲しいと言う観点からが額縁が付いてくることがあります。
個人的に「いつか持ちたい」と思っているのがカメオ・エマーユ・珊瑚のブローチです。
普段はお店に置いてないので展示会でいつか手に入れたいなぁ…と思いながら、お客様にご紹介しています(笑)。

カメオやエマーユって、アクセサリーというより芸術品ですよね。
いつか手に入れたいです😊

展示会で見るとまた違う魅力がありますよね。
ルビーさんに似合いそうですよ。
✦まとめ
ブローチの位置・付け方・使い方をまとめると…。
①つける位置は左胸・鎖骨あたりが基本(フォーマルは高め、カジュアルは自由に)
②付け方は生地をつまんで針を刺し、しっかりキャッチで留める
③コート・カーディガン・ストール・バッグ・髪など、使い方は幅広い
厳密なルールはないので、自分らしいスタイルで自由に楽しんでみてください。
カメオ・エマーユ・珊瑚のような芸術性の高いブローチにも、ぜひ注目してみてくださいね😊

