「ミネラルマルシェって偽物も売ってるの?」「なんか怪しい…?」
ネットで検索すると、そんな声を見かけることがあります。
十数年ジュエリーの販売をしてきたルビーです。
天然石好きのお客様からミネラルマルシェのリアルな話を聞いてきた立場から実際の所どうなの?という疑問を調べてみました。
✦ミネラルマルシェに偽物はある?怪しいと言われる理由
調べていくと、「偽物では?」「怪しい?」と言われる背景にはいくつかの理由がありました。
まず一つが、偽物や処理石が出回ることがあるという点です。
天然石市場には、産地を偽ったものや、人工的に手を加えられた石が一定数存在するようです。
業者自身がそれと気づかずに販売しているケースもあるようです。
また、その場で石の産地を証明する手段がないため、説明を鵜呑みにするしかない部分があることも、不安の一因になっているようでした。
もう一つが、個人や小規模な出展者による「ヒーリング効果がある」といった、科学的根拠のはっきりしない効能アピールです。
こうした表現に、スピリチュアルで怪しい印象を持つ方もいるようです。
正直、こうして調べてみると、「絶対安心」とは言い切れない部分があるのは事実のようです。
✦でも実際は…怪しいイメージと現実のギャップ
ただ、調べていくうちに分かったのは、「怪しい」というイメージと実際のミネラルマルシェは、かなり違うということです。
確かに、偽物や誇大なヒーリング効果のアピールが一部にあるのは事実のようです。
ただ、ミネラルマルシェ自体は株式会社ミネラルマルシェが運営する、実績のある全国展開のイベントです。
長年開催を続けてきた中で、評判の悪い業者は自然と淘汰されていく傾向があるようです。
また、入場無料・予約不要でカジュアルな雰囲気なので、初めての方でも気軽に参加しやすい環境が整っています。
つまり「怪しい」という声は、一部の悪質な出展者や期待値とのズレから生まれるものであって、イベント自体が怪しいわけではないようです。
✦販売員が見た、ミネラルマルシェ好きなお客様のリアル
実際に、私のお客様でミネラルマルシェに足しげく通われている石好きの男性がいらっしゃいます。
初めての出会いは、本当にふら~っとお店にいらっしゃって世間話から…。
石が好きでといろいろお話しして、ミネラルマルシェでパライバトルマリンのルースを買って、指輪に加工を考えていると言うことでした。
後日リフォーム専門のメーカーがお店に入る予定があったので、その時にルースを持ってきていただくと言うことになりました。
当日、約束通りルースを持ってご来店され石を見せていただきました。
色が薄めで、インクルージョン(内包物)もあるので、お値打ちに購入できたとのことでした。
確かにお店に並んでいる濃い色のパライバトルマリンと比べると、ランクとしては下がる石なのかもしれません。
でも、そのお客様は、そのインクルージョンにさえ愛着があるとおっしゃっていました。
市場価値だけでは測れない、個人的な思い入れの部分に価値を感じていらっしゃるんだな、と印象に残っています。

色が薄くてインクルージョンがあるのに、それさえ愛着があるっておっしゃってたんです。

市場価値だけじゃない、その方だけの特別な価値があるんでしょうね。
メーカーが沢山持ってきた枠のサンプルの中から気に入った枠を選んでいただきました。
選んでいただいた枠をプラチナ、K18で作製した場合のお見積もりを出していただき、プラチナでの作製が決まりました。
実は、そのときの費用は石そのものより、リフォーム代のほうがずっと高くつきました。
それでも、思い入れのある石を形にできたことを、とても喜んでいらっしゃいました。

石より枠代の方が全然高かったのに、すごく喜んでくださったんですよね。

思い入れのある石を形にできたなら、それだけの価値がありますからね。
リフォームは高額になることも多く、時には思わぬトラブルに繋がることもあります。
リフォームで失敗しないためのポイントは、こちらの記事で詳しく解説しています ⇩

その時にミネラルマルシェで山ほど買ったと言う商品の写真を見せていただきました。
ルチルクォーツやちょっと何の石か分からないですがブレスレットが数点や、大きな水晶の置物など置物系が数点。
ルースケースに入った10点以上ものルースが写っていて、「一体何点買われたんだろう」と驚くほどの量でした。
石好きの世界の奥深さを垣間見た気がします。
✦そもそもミネラルマルシェとは?
ミネラルマルシェとは、株式会社ミネラルマルシェが全国各地で開催する、天然石・鉱物・隕石・化石の一般向け展示即売会です。
通称「ミネマル」。
2013年に第1回が開催されて以来、全国各地で定期的に開催されています。
入場無料・予約不要で、「見て・触れて・学べる」をモットーに、小さなお子様からお年寄りまで気軽に参加できるのが特徴です。
数百円の鉱物から数百万円の宝石まで、約10〜20万点が並ぶこともあります。
発掘体験やガチャなどの体験コーナーもあり、石に詳しくなくても楽しめる雰囲気です。
ミネラルマルシェは全国各地で定期的に開催されています。
東京(秋葉原・御徒町・原宿など)、横浜、大阪、京都、神戸、名古屋、福岡、札幌など…。
主要都市はもちろん、地方都市でも開催されることが多く、お近くの会場に気軽に行けるのも魅力のひとつです。
| 開催地 | 会場名 |
|---|---|
| 札幌 | サッポロファクトリーホール |
| 仙台 | 夢メッセみやぎ |
| 御徒町(東京) | おかちまちパンダ広場 |
| 秋葉原(東京) | 秋葉原UDX |
| 横浜・みなとみらい | パシフィコ横浜 展示ホール |
| 名古屋 | 中日ホール&カンファレンス |
| 大阪(なんば) | なんばスカイオ |
| 大阪(堺筋本町) | マイドームおおさか |
| 京都 | 京都産業会館 |
| 神戸 | 神戸サンボーホール |
| 福岡(博多) | 博多国際展示場&カンファレンスセンター |
※会場は年によって変更になる場合があります。
最新情報はミネラルマルシェ公式サイトでご確認ください。
✦ミネラルショーとミネラルマルシェの違いは?
よく混同されますが、ミネラルショーとミネラルマルシェは別物です。
ミネラルマルシェは株式会社ミネラルマルシェが運営する一般向けのイベントですが、ミネラルショーはより広い意味での鉱物展示販売会の総称です。
池袋や新宿で開催される大規模な東京国際ミネラルフェアや、名古屋・大阪で開催される老舗のミネラルショーなどが有名です。
コレクターや専門業者向けの色合いが強く、出展者数も多く、専門的な内容が中心です。
一方、ミネラルマルシェは初心者や一般の方向けにカジュアルな雰囲気で開催されるイベントで、入場無料・予約不要で気軽に参加できます。
どちらも天然石・鉱物好きなら楽しめますが、初めての方にはミネラルマルシェの方が敷居が低くおすすめです。
✦まとめ
調べてみて分かったのは、「怪しい」というイメージには、偽物や誇大な効能アピールといった根拠があるようです。
一方で、ミネラルマルシェは長年の実績があり、入場無料・予約不要で初心者でも気軽に楽しめる環境が整っているということでした。
お客様の話や写真を見せてもらって、正直、私自身もミネラルマルシェに一度行ってみたいという気持ちが強くなりました。
もし興味のある方は、まずは気軽に覗いてみるのも良さそうです。
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