蛇、フクロウ、馬蹄など、ジュエリーのモチーフには、実はそれぞれ意味が込められているのをご存知ですか?
販売員歴十数年のルビーです。
意味を分かった上で選ぶ方もいれば、意味なんて気にせず「ただ好きだから」集めているお客様もいます。
今回は、蛇・馬蹄・フクロウなど代表的な縁起物モチーフの意味と、実際の接客で見えてきた面白い違いをお伝えします。
✦蛇の指輪の意味とは

蛇は世界中の神話や文化で登場するモチーフで、脱皮を繰り返す姿から「再生」「永遠」「知恵」などの意味が込められています。
ヨーロッパでは「永遠の愛」の象徴として、恋人への贈り物にも選ばれてきました。
日本でも金運が上がるモチーフとして知られています。
小学生のころだったか、お財布に蛇の皮を入れておくとお金持ちになるって聞いたことあります。
誰だったか忘れちゃったけど蛇の皮をもらって信じて入れてたことを思い出しました。
大人になった今、蛇の皮でお金持ちになるって言うのは、当てにならないことが分かりました(笑)。
ただ、実際にお店で接客していると、蛇は好き嫌いがはっきり分かれるモチーフだと感じます。
蛇が好きな方は、単に「蛇モチーフならOK」ではなく、デザインにこだわりを持っている方もいらっしゃいます。
今までに色々な蛇のリングをお見せしました。
どれもイメージと違うらしく、「指に巻き付く感じのデザインがいい」ってイメージ画像を見せてもらったりもしています。
でもなかなかイメージ通りのものが見つからずお待ちいただいています。
申し訳ありません💦
そりゃそうですよね、1000円、2000円の話じゃないんです。
どうせ買うなら気に入ったデザインがいいに決まっています。
一方で、蛇が苦手な方の拒否反応はかなり強いです。
指輪はもちろんのこと、パイソン(蛇革)のバッグを扱うこともあるのですが、見ただけで「イヤ!!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
蛇そのものが苦手というより「にょろにょろ系」が嫌いみたいです。

蛇が苦手な方、パイソンのバッグを見ただけで嫌がられることがあります。

好き嫌いがはっきり分かれるモチーフですよね。
✦馬蹄ばていモチーフの意味
馬蹄は、馬の蹄を守るU字型の蹄鉄をモチーフにしたジュエリーです。
幸運を呼び込むラッキーモチーフとして知られ、上向き(U字)なら「幸運を受け止めて溜め込む」、下向きなら「不運を落として厄除けになる」という意味があるとされています。

馬蹄モチーフは、ダンシングネックレスなどのデザインでよく見かけます。

メンズっぽいボリューム感のあるリングもありますね。
お買い上げいただいた方は競馬好きの男性でした(笑)。

反対に華奢な馬蹄にダイヤを散りばめたかわいいリングやネックレスもあります。
接客の中で「馬蹄は縁起がいいんですよ」とお伝えして、購入の後押しになることもあります。
ただ、正直なところ、縁起の良さだけで売れることはあまりなく、デザインそのものを気に入っていただいていることが前提だと感じています。
✦フクロウモチーフの意味
フクロウは「不苦労」「福来郎」という語呂合わせから、苦労知らず・幸福を呼ぶモチーフとして親しまれています。
お店にも、フクロウのジュエリーを買いに来られる常連のお客様がいらっしゃいます。
意味を知って好きになられたのかは分かりませんが、以前そのお客様のご自宅にお伺いする機会があったのですが、玄関先から花壇まで、フクロウの置物だらけでした。
ジュエリーだけでなく、生活全体にフクロウへの愛着が表れているのを見て、意味よりも「ただ好き」という好きの強さを感じた出来事でした(笑)。
✦縁起物シリーズ、販売員が見て思うこと
縁起物モチーフには、それぞれ違った選ばれ方があると感じています。
馬9匹が描かれたモチーフは、「何事もうまくいきますように…。」とおっしゃってお買い上げいただいたことがあります。
また、蛇のモチーフは、ご自身の干支が巳年の方が選ばれることも多いです。
日本らしい、干支にちなんだ縁起の担ぎ方だと思います。
意味を知って選ぶのも、単純にモチーフそのものが好きで集めるのも、どちらも素敵な選び方だと思います。
もし気になるモチーフがあれば、意味を調べてみるのはもちろん、自分の直感で「好き」と思えるデザインを選んでみるのもおすすめです。

午年の時、馬9匹のモチーフがよく売れました。

干支にちなんで選ばれる方、多いですよね。

